LED電圧測定

今さら聞けないLEDのこと。
自分で色々DYIをしている方なら、おなじみのLEDについて少しお話しします。

LEDは、発光色により定格電圧がちがうのは何となくおわかりだと思いますが、実際のLEDは更に
製品のバラツキにより個々に電圧がちがうことはご存じでしょうか。
例えば、高輝度赤LEDだとメーカーデータ1.9V~2.4Vになっています。
これは、定格電流20mAを流す場合のデータだと思いますが、正確に20mAをLEDに流したい場合
抵抗値が変わってしまいます。目で見ると15mAでも20mAでも発光ぐわいは分かりませんが。

アダプタ仕様で作るならさほど気にすることはないと思いますが、乾電池仕様で作る場合は出来る限り
各部の電流を気にしながら作らないと、出来上がった物の使用できる時間が変わってしまいます。

そこで、皆さんには回路図だけですが何かヒントとなれば、うれしいのですが。
(テストでは、作って青、赤LEDを測定してみました、思った通りの測定は出来ました)

 

使用している部品は、タケウチ電子で揃えることが出来ます。本当は箱に入れて作った物をお見せしたかったのですが
需要が無いと思うので、回路図だけとさせて頂きました。

電源電圧は測定するLEDより大きければ9Vにこだわったことはありません。
青、白LEDまで測定したければ、電源電圧6V~20Vの範囲でOKです。
赤LEDなど2V付近のLEDであれば、電源電圧3V~20Vの範囲でOKです。

((注意))
弾頭型3φ、5φのLEDで定格20mAの測定になりますので、ハイパワーLEDなどはご自分でアレンジしてください。

2024年03月25日