超簡単!光通信実験

たとえば、テレビのリモコンには色んなスイッチがあるよね。「チャンネルを動かす」「ボリュームコントロール」「電源の入り切り」を間違えずに指示通り動作してくれます。これは、赤外線(直接目には見えない光)にコントロール信号(変調信号)を混ぜて発光しているんだよ。これを、発展させていくと光デジタル通信(チョット言い過ぎかな)になるんだよ。
 
さっそく説明に入ろう。
 送信側は、メロディーICの音声信号をLEDの光といっしょに混ぜて(変調信号)光として飛ぶようにするんだ。
 受信側は、LEDの変調信号の混ざった光をフォトトランジスタで受けて音声信号をクリスタルイヤホンで取り出すんだよ。
  余談・テレビのリモコン等を受信側に向けてスイッチを押すと変調信号の音が聞こえるよ。
 下手な絵で実体配線図を書いたので、その通り配線してもらえば動くはずですが ポイントは受信部の「TPS601A」なのだ、他のフォトトランジスタでも動くはずだけど「TPS601A」と送信部の「高輝度発光 赤色LED」組み合わせなら楽に1m~2m位は受信できるぞ。「赤外線発光LED」に換えればもっと遠くまで受信できるはずだよ。今回は、目で見てわかるように赤外線領域に近い「高輝度発光 赤色LED」を使ったよ。

 

部品表
送信部  受信部
メロディーIC UM66T など×1 クリスタルイヤホン×1
高輝度LED(赤色)×1 長い足がプラス フォトトランジスタ TPS601A×1 突起に近い方がマイナス
ラグ板(適当な物)×1 抵抗 51KΩ×1
電池ソケット(単3 2本用)×1 ラグ板(適当な物)×1
電池スナップ×1 電池ソケット(単3 2本用)×1
電池スナップ×1
注意)
LED、フォトトランジスタ、メロディーIC には極性があります間違えないように配線してください。
ラグ板の固定は木板などで良いんじゃないかな。

2024年03月25日